高校生が公務員を目指す3大メリット
こんにちは。ヒストボールです。
今日は【高校生が公務員を目指すメリット】について
話していきたいと思います。
以下の方にお勧めです。
・高校を卒業したら就職しようと考えている。
・大学受験か公務員受験か悩んでいる。
・進路が何も決まっていない。
高校生が公務員を目指す3大メリット
1.内定を目指しやすい
公務員は基本的に高校卒業から就職できます。
高卒程度試験の基準は大卒程度試験と大きく異なります。
内定を目指しやすい理由を下にまとめました。
専門科目がない
公務員試験の大卒には専門科目がついている試験が多くあります。
一般的な教養試験+専門的な試験=対策が厳しくなる
この点、高卒の試験には専門科目がないため、独学で合格が目指しやすいものになっています。
競争相手の違い
進学校に通っている高校生は大学受験を考えている人が大半です。
つまり、公務員試験は進学校の学生が受験しないことが多いのです。
一方、大学から公務員試験となると、進学校の人達が戦いのフィールドに来ます。
高校生の早いうちから進路を考えたメリットを最大限に活かすことができるわけです。
ポテンシャル採用
高校生は特別な知識や技術をまだ持っていない人多くいます。
仕事を通して学んでもらえれば良いと考えてくれていることが多いです。
新人職員として伸びていきそうだなと思えば採用してもらえるのは
高校生ならではです。
2.高校生の就職先として恵まれた待遇
採用先の給料や福利厚生が良い
高校生が就職する際、思うような大きな企業や仕事に就けないことがあります。
国家や地方自治体に就職するわけですから、大企業中の大企業です。
賞与が満額出ますし、休暇の取得がしやすいことも多いです。
また、記載されている初任給は低いですが、そこから年々給料が上昇していきます。
入口が少額に見えますが、昇給や公務員宿舎での格安家賃など考えると
手元に残る金額はかなり大きいものと想定されます。
資格が取れる
行政事務として公務員で働くと、高卒の場合17年働けば国家資格の「行政書士」として無試験で登録できるようになります。
行政書士の合格率が10%前後と考えるとかなりお得ですね。
他にも様々な国家資格の試験が一部免除にされたりととても大きなメリットがあります。
自衛官も様々な資格や通常では経験できないスキルを身に付けることができるので
業種が限られるかもしれませんが自身の大きな経験になりますね。
3.費用削減
大学進学の費用がなくなる
大学は入学費用を足すと、大学4年間でかかる費用は
・私立文系 675.5万円
・私立理系 818.0万円
といわれています。
4年間支払う学費とその期間で公務員として働いて稼いだお金を差し引きすると
大卒と高卒で将来手元にある金額が同額になるというデータもあります。
とりあえず大学行っておこうと思って適当な大学に進学すると
就職に困る場合がありますよね。
かけた費用に対しての効果が期待できないような状況にはしたくはないですね。
時間という費用
高卒で民間就職も当然悪い選択肢ではないです。
今は様々な企業が高卒者のために動いてはいます。
しかし、給料や福利厚生などのことを考えても、高卒であまり待遇がよくない民間企業が多いのも事実です。
しっかりとした就職先で、社会人の経験を積むには公務員はとても適しています。
以上が3大メリットです。
最後に誤って伝わっていたら嫌だなと思うこを書きます。
それは「簡単に受かるよ」というわけではないです。
当然努力した結果就職している人が多いのです。
伝えたいことは、努力したものに見合った大きな見返りがあるということです。
また、デメリットもあります。例えば学歴がつかない状況で転職することになった場合不利になったりします。
進路に絶対正しい選択は存在しません。
だからこそ、進路のことはじっくり考えて決めたいですよね。
今回の記事が高校生の皆様やそのご家族の方が良い進路を選ぶ1つの情報になれば幸いです。