【面接対策】話す内容を暗記してはいけない理由と対策方法
こんにちは。
ヒストボールです。
今日は面接で話す内容を覚えられないという質問に対して、私の考えをお伝えします。
結論から申しますと、覚えない方が良いです。
それで良いのか不安に感じるところもあると思うので
理由を書いていこうと思います。
暗記してはいけない理由
1.忘れるリスクがある
1つ1つの面接で、「こう来たらこう答えよう」と暗記したとします。
面接は緊張しますから、暗記したことが出てこないことがあります。
その時に動揺して態度に出たり、慌ててしまって変なことを話してしまうことがあります。
それが悪い印象につながるわけですね。
緊張という武器を活かせなくなります。
※緊張して良い理由は以下の記事をご覧ください。
2.棒読みになる
話している見た目が話している内容よりもあなたの評価につながることがあります。
面接練習をしていると、話す内容を暗記した人が棒読みになっているケースが多く見られます。
後で聞くと、「思い出しながら話していました」と言うので、だから話すリズムに違和感があったのかと納得します。
3.質問の答えがずれる(重要)
面接は会話の場所です。
相手の質問の意図を理解し、それに適した回答をすることが重要です。
もし、質問A=○○ 質問B=○○ こういった具合に暗記した場合いくつかのデメリットがあります。
余計な回答をする
質問「あなたの短所を教えてください」
受験生「私は○○という短所があります。学生時代には○○という経験をして、これが短所ではないかと自覚しました。今は○○を行い改善しています。」
質問に対して暗記をすると、聞いてもいない余計な回答をしてしまうことがあり
相手が聞きたいことに適した回答ができなくなります。
質問の意図を読めなくなるからです。
会話の流れを無視してしまう
質問「学生時代にサークルか部活動をしていましたか」
受験生「はい。私は軟式野球のサークルに所属しておりました」
質問「印象に残った経験はありますか」
受験生「はい。○○○○○です。」
質問「そうですか。ありがとうございます。では、自己PRをしてください」
受験生「はい。私は大学生のころに、軟式野球サークルに所属しておりました。そこで・・・」
この流れの中で違和感がある場所に下線を引きました。
今までの会話の中ですでに伝えたことを改めて伝えなおしています。
こういった所で、暗記したことを話していると私は感じ違和感につながります。
暗記したことを話すということは、事前に準備している内容を話しているだけですから、本当のことを話してくれているかわかりません。
たとえ、面接準備をしてくるのが当然だとしても、
暗記して話していることが相手にばれるのは良い印象になりません。
深堀りや話題の変化に弱い
暗記するにも限界があります。ましてや、大学生のように面接が1週間に数回ともなると尋常ではないですよね。
・暗記した内容はスラスラ言えたのに、ちょっと突っ込むと急に話せなくなる。
・「他にありますか?」に弱い。
深堀されたり、他にありますかといった広げる質問に対して回答できるように
暗記より自己分析が大切ですよね。
結論と対策
暗記してはいけないと言っても、何も準備しないで行くわけではありません。
私も面接の時にはしっかりと対策しました。
それではな暗記に頼らない準備の仕方を書いてみたいと思います。
それは単語で覚えるということです。
私はWordやルーズリーフに原稿を書き、3つの単語だけマーカーしました。
下に例文を書いてみたのでよろしければ参考にしてみてください。
例)
私は料理が得意です。料理を始めた理由は健康のためです。
いくつか料理を作ることで健康以外にも料理の魅力に気づきました。
友人をもてなすことが出来ること、他国の文化に触れることができること、
趣味としておいしい料理を作り食べる楽しさを見つけたことです。
ある目的で始めたことも、それが別の魅力や良い結果につながることがあることを知りました。
私は、この文章の中で、PRしたいことは以下の通りです。
・健康管理ができること。
・友人という言葉がトリガーになり、他の魅力が出てくる。
・最後に伝えたいこと。
文章は作りましたが、その中身を読むことはしません。
伝えたい単語を浮かびあげて、面接中はその場にあった文脈にする。
以上のやり方を試して面接練習や本番の面接にのぞんでみてください。
長文になり申し訳ありません。ここまでお読み頂きありがとうございました。